ドライフードは手軽であって栄養価が高く、日持ちするので便利なため、ドッグフードとして与えられますが、なかなか食べてくれなかったり、食い付きが悪い時があります。
犬は元から食欲旺盛な動物で肉食動物でもあるので、基本どんなフードでも出してあげれば夢中で食べてくれる子が多いですが、どうしてもドライフードを食べない時の原因をご紹介します。
ドライフードを食べない時にチェックする項目
愛犬がドライフードを食べないとき、愛犬の健康面に異常がないかを下記の項目をチェックして確認します。
- フードを食べるときに痛がる素振りをしていないか
- 口内に炎症などで赤くなっていないか
- 口にできものができていないか
- 目やにや目の充血、涙やけがあるか
- ドライフードを食べても吐いてしまうか
- 食べても下痢など、うんちの状態に異常があるか
- ヨダレが多いか
- 愛犬がぐったりしていて元気がないか
上記の項目で1つでも当てはまるものがあれば、口内炎や歯周病といった口内の病気や内臓や消化器系の病気の可能性があります。
いつもは食べてくれるのに急に食べてくれなくなった…。
こんな場合は、すぐに動物病院で診てもらうようにしなければいけません。
項目がどれも当てはまらない時は、別の原因が考えられます。
夏の場合は熱中症も疑います。 犬は暑さが苦手な生き物です。 人間が平気な暑さでも、愛犬にとってはバテてしまう程、暑いと感じてしまうこともあります。
クーラーや扇風機を使って夏の季節は室内の温度を25~26度くらいに設定し、湿度も50%を超えないようにしっかり対策します。
犬が病気以外でドライフードを食べないときの原因
1.子犬の場合は歯の生え替わり時期の可能性
子犬でドライフードを食べない場合、永久歯の生え変わり時期で食べにくく、食欲不振になっている可能性があります。
- フードを食べるときに痛がっているか
- 口がもごもごしているか
- 口臭がするか
- 口や歯に血がついていたか
- 物をよく噛んでいるか
生後4ヶ月~6ヶ月の子犬で口に違和感を感じているようなら、一度動物病院を受診し、一時的にフードを柔らかいものへ変更する等の対応が必要です。
2.愛犬がストレスを感じている
人間と同様、犬も急な環境の変化によりストレスを感じます。
- 引っ越ししたてで愛犬が環境に慣れていない
- 一人暮らしや死別により家族が離れた
- ペットホテルを利用した
- 散歩に行く時間や回数が減った
- 飼い主とのスキンシップが不足している
引っ越し先やペットホテルなど、住む場所や環境が変わると「いつもと違う」と感じて愛犬の落ち着きがなくなる場合があります。
一時的な問題かもしれませんが、散歩を長めにするなど、ストレスを軽減する工夫をすることです。
又、散歩の頻度が減ると愛犬の1日の消費カロリーが減少するため、ドッグフードを食べる量が少なくなる場合もあります。
ストレスの感じ方は愛犬の性格によります。
愛犬が何に対してストレスを感じているのかは、犬の性格によって当然違います。
例として、活発な性格であれば散歩の頻度が減ると強いストレスを感じ、人見知りする性格であれば飼い主とのスキンシップが少ないとストレスを感じてしまいます。
愛犬の性格をよく考え、スキンシップや散歩の頻度を調整してみる等、ストレスを感じさせない環境になるよう工夫します。
3.老化による体質の変化
小型犬や中型犬の場合は9歳、大型犬の場合は7歳頃からシニア期に入ります。
老化が進むことにより消化器官が衰えたり、基礎代謝量(1日の消費カロリー)が減って食べる量そのものが減少することがあります。
また、物を噛む力も成犬時より弱くなるため、固いドライフードだと食べれなくなる場合もあります。
その時は、ドライフードよりも食べやすいウェットフードに変更するか、ドライフードを柔らかくする等の対応が必要です。
4.愛犬がワガママ
- 元気はあるけど食べない
- おやつはしっかりと食べる
- これといった体調不良はみあたらない
上記の3点に心当たりがある場合、わがままにより愛犬がドライフードを食べなくなった可能性が高いです。
愛犬がわがままになってしまうのは、普段のフードの与え方が原因となってしまう恐れもあります。
おやつを与え過ぎるとわがままになる
愛犬におやつを多く与え過ぎると、主食であるドライフードを食べなくなってしまう原因にもなります。
なぜかと言うと、犬のおやつは愛犬が喜んで食べてくれるよう、食いつきやすさを高めているものが多くあるためです。
一方主食となるドライフードは食いつきやすさよりも栄養バランスを優先している場合が多いため、おやつの味が病みつきになってしまうと、ドライフードの味に満足できなくなる恐れがあります。
5.人間の食べ物の味に慣れてしまう
基本的にドッグフードだけで犬に必要な栄養バランスは整うため、人間の食べ物を食べさせる必要はないです。
食べさせてはいけない食材を避けた場合、犬に人間の食べ物を与えても問題はありませんが、注意が必要なのは味の濃さです。
人間の食べ物は犬にとって濃い味なため、おやつの時と同様に人間の食べ物に慣れてしまった場合味の薄いドライフードを食べなくなる可能性があります。
6.ドライフードを置きっぱなしにしてしまうと
目の前にずっと置いていると「今食べなくても好きなときに食べられる」と犬が間違った認識をしてしまい、食べなくなります。
その他、ドライフードの品質が劣化してしまい「なんか変だな」と警戒して食べない場合もあります。
ドライフードの放置は避けるべき
乾燥しているためドライフードは腐りにくいと考える人もいると思いますが、ドライフードでも長時間空気に触れてしまうと腐敗や酸化してしまうので、取り扱いには注意が必要です。
愛犬にドライフードを食べてもらう4つの方法
ここまで、愛犬がドライフードを食べなくなる原因を挙げてきましたが「具体的にどのような対策をすればいいのか」と疑問が残ります。
体調不良の場合は、まず動物病院を受診する必要がありますが、その他の場合はこれから挙げる4つの方法を試してみましょう。
1.フードをふやかして匂いを強くする
愛犬がドライフードを食べてくれない場合に試してほしい手段として、ドライフードをふやかす方法があります。
ドライフードをふやかすことにより、柔らかくなり匂いが強くなるため、愛犬が食べてくれる可能性が高くなります。
子犬は歯がまだ十分に発達していなかったり、シニア犬は嗅覚や噛む力が弱くなっているため、とても食べやすくなります。
その他にも、ドライフードをふやかすことでフードが消化しやすくなり、同時に水分も摂取可能になります。
しかし、ふやかしたドライフードは歯に付きやすく歯石が溜まりやすいため、こまめに歯のケアをする必要があります。
犬は匂いでドッグフードを判断しています
犬のおいしさを感じる判断基準として、味覚よりも嗅覚によるものが大きいです。
犬は「味を判断する味蕾」の数は、人間(約1万個)と比べて5分の1ほど(約2千個)です。
その代わり犬の嗅覚は人間の100万倍~1億倍ほど鋭いため、嗅覚でほとんどのモノを判断しています。鼻が鋭いからこそ匂いの強いドッグフードに惹かれやすくなります。
ドライフードのふやかす方法
ドライフードをふやかす際、お湯の温度、ふやかす時間を注意します。
- 30~40℃くらいのお湯を用意します(犬用ミルクでも代用可)
- ドライフード1の割合にお湯を3割かける
- 10~15分ほど時間をかけてふやかします
お湯は人肌程度の温度、または高くても40℃までのを用意してください。
高すぎる温度だと、愛犬が熱いと感じるだけでなく、ドライフードに含まれる熱に弱い成分の酵素やビタミンなどが破壊されてしまう恐れがあります。
そして、フードをふやかす際に使用したお湯にもドライフードに含まれている成分が溶け込んでいます。
お湯をかけすぎ、水っぽくならないように量を調節しながらふやかします。
2.ドライフードを温めて与える方法もあり
ドライフードを温めることにより、匂いが強くなるので愛犬が食べてくれるようになる可能性もあります。
ふやかす事に抵抗がある方はこちらの方法を試してください。
- 湯煎でドライフードを温める
- ドライフードにドライヤーを当てて温める
- レンジで温める
温め方も、ふやかすときと同様40℃までを目安にし、フードの温度を確認しながら少しずつ温めていきます。
レンジは一番早くドライフードを温めることができますが、長時間温めると熱くなりすぎてしまうため注意が必要です。レンジを使用し温める際は、しっかり冷めたのを確認してから与え、十分に注意してください。
3.食べなかった場合フードを下げるようしつけを行う
愛犬のわがままによりドライフードを食べなかった場合は、ドライフードを置く時間(20~30分程度)を決め、時間が過ぎても食べていない場合回収するようにします。
この方法により、「早くご飯をたべないとなくなってしまう」と学習し、ドライフードを食べるようになる可能性があります。
また、愛犬がドライフードを食べた場合しっかり褒めてあげると、出されたご飯を食べることが良いことだと学習します。
愛犬に「早く食べないとごはんがなくなるよ」と認識してもらうため、一つのしつけ方法として試してください。
しばらくドライフードを食べていないからと、代わりにおやつを与えてしまうのは注意です。 おやつしか食べなくなってしまう恐れがあるので、ドライフードと水以外は与え過ぎには注意が必要です。
4.フードの種類を変えてみる
何をしても愛犬がドライフードを食べない場合、水分量の多いウェットフードを試してみるのも一つの解決方法です。
ウェットフードを選ぶ基準は、愛犬が食いつきやすそうな匂いの強いものを選ぶことがおすすめです。
愛犬がごはんを食べてくれないと、「このままずっと食べないのでは」と心配になります。
ドライフードを食べないときは様子見を2日ほど行います。
また愛犬がごはんを食べなくても、最低限水は飲んでもらうようにしてください。
なにをしても食べない場合、対処法を実践してみたり、動物病院を受診するようにしてください。
もちろん病気の可能性も否定できないため、様子がおかしいと思った際は早めの受診が望ましいです。
以下の3点を基本とし受診した際、獣医さんに状況を説明できるように準備する必要があります。
- 最後にフードを食べた時間
- 食べさせているドライフードの種類
- 食べなくなったときの状況や愛犬の様子
カナガン (デンタル) | モグワン | メゾンdeジビエ | ペロリコ | ミシュワン | |
---|---|---|---|---|---|
価格(税込み) | 5,456円 | 4,356円 | 1袋440円 | 4,708円 | 3,184円 |
内容量 | 2kg | 1,8kg | 80g | 1,8kg | 1kg |
タイプ | ドライ | ドライ | ウェット | ドライ | ドライ |
おススメ度 | 95/100 | 90/100 | 85/100 | 80/100 | 70/100 |
主な成分 | 七面鳥生肉 海藻 乾燥チキン サツマイモ ジャガイモ エンドウ豆 | 放し飼いチキン 生サーモン 乾燥チキン 乾燥サーモン サツマイモ ビール酵母 | 天然ジビエ 有機JAS玄米 人参 キャベツ 寒天 こんにゃく | 生肉チキン 乾燥ダック サツマイモ エンドウ豆 乾燥白身魚 ベリー | 馬肉 鶏肉 鶏レバー 大麦 玄米 まぐろ |
特長 | 特許取得成分配合 天然海藻主成分 全犬種・全年齢対応 グレインフリー 獣医師の95%が推奨 | 厳選したフルーツと野菜 動物性たんぱく質50% 全犬種・全年齢対応 85万人が愛用 95%の犬が完食 | 返金保証&解約OK 初回一週間おためし無料 国産ジャーキー毎月無料 アレルギー臨床試験済 防腐剤添加物無し | 低カロリー&低脂質 ハーブブレンド製法 グレインフリー 獣医師の95%が推奨 SNSで話題 | 小型犬に特化したフード国産野菜12種配合 サプリが必要ない 獣医師の97%が推奨 成分が豊富 |
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愛犬がドライフードを食べない原因と対処法のまとめ
ドライフードを食べない理由は様々なため、飼い主が愛犬の様子をこまめにチェックし食べてくれない理由を見分けることが重要です。
愛犬とのスキンシップや老化に原因がある場合は、しつけ方法を見直す・フードをふやかすなど、ドライフードを食べてくれるように工夫をしてみましょう。
2日間様子を見て、どうしても食べてくれない場合や愛犬に異常があり病気の可能性が疑われる場合は、早めに病院受診へ行くようにしてください。
愛犬の病気やケガには事前に備える事が大事
あなたが迎え入れたわんちゃんは、いつどんな状況で病気やけがに見舞われるかわかりません。
特にシニアと言われる年齢に差し掛かってくると内臓疾患が見つかったり、病気になる確率も上がります。また、手術などを行うと高額な費用も掛かります。
しかしシニアになってからペット保険に加入は出来ません。未来のあなたのわんちゃんの為にも保険に加入する事を推奨します。
ペット保険と言われてもどんな保険があるのか、どの会社の保険が安くて手厚い保険なのか調べる事も一苦労です。
そんな時に「ペット保険一括資料請求」のサービスがあれば便利だとは思いませんか?自分で調べる必要もなく、問い合わせる必要もありません。
資料請求は1円もかかりません。まずは資料請求をして、保険料がどのくらいかかるのか、どの病気や手術の場合に保険料が支払われるかなどを資料を見ながら決めていきましょう。
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